WITH BEAR FUND テディベア基金
心のケアにテディベアを

 日本テディベア協会の活動は、テディベアを普及させることと、テディベアを通したボランティア活動をすることにあります。「テディベア」は、クマのぬいぐるみの代名詞かと思われるほど普及浸透しました。

 ボランティア活動は96年1月に「ベリーマンズ・インターナショナル・テディベアアーティストオークション」を実施して、落札金額2200万円を、日本小児精神医学研究会(JSPP/小児精神医学のお医者さまの学会)を通して阪神・淡路大震災の被災地に寄付したのが過去最大の活動です。

 その後も機会あるごとにJSPPやユニセフに義援金を寄付したり、ニュージーランドの子供病院への寄付を続けています。

 しかし日本テディベア協会は、社会貢献が大きいボランティア活動をしているとは言えないのが現状です。今後はボランティア活動を活発にして行きたいと考えています。

<WBFの立ち上げ>

 その中心となるのはテディベア誕生100周年を期に立ち上げた「WITH BEAR FUND テディベア基金」です。

 WBFのネーミングには「日本テディベア協会の基本は、お金を寄付するのが目的ではありません。テディベアを伴った基金なのです」という意味が込められています。病院、災害被災地、施設などで心のケアが必要な人々にテディベアを届けることを、主な目的とします。

 ただし、緊急の場合はテディベアより先に現金が必要でしょう。こんなときは寄付金の形で義援します。

 WHFの実施には協会会員のほかにも、たくさんの方々の協力が必要です。まず最初に「心のケアを必要とする人たちに贈るベアの研究」が必要です。

<心のケアにテディベアを>

 これまで、会員の作家や企業、そして協会から子供病院や施設へ贈ったテディベアのほとんどは、「贈る側が選んだ」ベアでした。しかしこれでは受け取る側が持て余すこともあります。また、ベッドに寝ている子供たちに抱いてもらいたいと思っても、抗菌や抗ダニなど、医学的条件をクリアしてなければ病室のなかへは入れてもらえません。

 「心のケア」に役立つと言われているテディベアを、もっと積極的に医療の現場で取り入れてもらうにはどうすればいいのでしょうか? この相談に筑波大学の宮本信也教授が応じて下さいました。JSPPの会員である宮本先生は1996年の大震災義援オークション以来の、テディベアの良き理解者です。

 のほほんベアーズから提供を受けた10種類の市販のベアを宮本先生に送りました。

 現在、筑波大学付属病院の小児科と自治医大小児科の先生方が、このベアをもとに、問題点の検討を始めています。

<協賛企業>

 研究や寄付に必要な基金は、協賛金や助成金を集めてこれに当てる予定です。

既にWBFのロゴマークをプリントしたシャツやカップを販売して、売り上げの一部をロイヤリティーとして協会に支払う契約をする企業が出ています。

 株式会社ドウシシャは、WBFロゴマーク使用の契約をいちばん最初に結んだ企業です。

 日本テディベア協会のボランティア活動の社会的な認知度が高まれば、応援して下さる企業も増えていくものと期待しています。

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