
シューコ/創立:1912 年/国名:ドイツニュールンベルグ
ビング社の元社員ハインリッヒ・ミュラーは、1912年にドイツのニュールンベルグでパートナーのハインリッヒ・シュライヤーとともに、シュライヤー・アンド・カンパニー(通称シューコ)を設立しました。第1次大戦で二人は兵役に服し、その間は一時工場を閉鎖しました。戦争から帰ると工場を再開しましたが、シュライヤーは会社を去り、ミュラーは新しいビジネスパートナーとしてアドルフ・カーンを迎えました。
シューコ社は、主に独創的なデザインのベアの開発に力を入れていました。そのうちの多くは、ぜんまい仕掛けが内蔵されており「行進するベア」や「でんぐり返しをするベア」など動くベアを多く製造しました。また、ミニチュアのテディベアのメーカーとしても有名であり1924年に発表した「ピッコロシリーズ」は独創的で女性のハンドバッグに入るミラー、コンパクト、口紅、パウダー、香水瓶などが内蔵されているベアを開発しました。これらは今ではコレクターの間で大変高価で売買されています。
シューコ社の専売特許となっている「イエス・ノー・ベア」は尻尾のレバーを動かすことができます。
「トリッキー」はこの「イエス・ノー・ベア」であり、きれいな音がするぜんまい仕掛けのオルゴールが、内蔵されています。現在でも購入する事ができる、シューコ社の独創的なベアの一つとなっています。