メリーソート社は、イギリスの代表的なソフトトーイのメーカーで、1919年に G.ホームズとH.ラクストンが、共同で小さな紡績工場を作ったのが始まりです。

1920年代の合成繊維の発明により、多くの紡績工場が仕事を失う事になり、二人の紡績工場も例外ではありませんでした。しかし、取引先に玩具工場があったことをきっかけとして、1930年にメリーソート社として、玩具メーカーの世界に入りました。

メリーソート社の玩具作りの歴史は、試練の連続でした。第二次世界大戦中は、他の玩具メーカーもそうであったように、メリーソート社も、軍需物資を生産せざるをえなくなり、陸軍用に階級章やヘルメットの紐、防毒マスクの袋などをつくり、大戦の終了を待ちました。

そして、戦後、やっと玩具作りを再開できるようになった矢先に、1946年におきた大洪水で、戦前からの貴重なサンプルをたくさん失うという不幸に遭いました。

しかし、幾多の不幸を乗り越え、ぬいぐるみを生産し続けた結果、1958年にヨーロッパの最高権威である、 ニュールンベルグ・フェアに商品を出展し、内外より高い評価を受け、メリーソート社の商品は、多くの人の知るところとなったのです。

さらに、1955年のブリティッシュ・トーイ・フェアに出品された、ベルベットの柔らかい鼻筋と大きな耳、そして、その耳に入れられた鈴を特徴とするテディベア:チーキーはメリーソート社の最大のヒット作となり、その後何種類ものチーキーが作られ、今も多くのテディベアファンに愛されています。

チーキーの名前の由来は、エリザベス女王がこのぬいぐるみをご覧になって、「この子ってチーキー(なまいき)じゃない。」と言われた一言からきています。

メリーソート社は今も、従業員及びその家族の幸せと、「ひとつのぬいぐるみがお客様の笑顔と幸せを生みますように。」ということを最大の目標としているメーカーです。

日本では(株)かなる が日本総代理店となっています。